感想の掃き溜め

140字に収まらなかった主観

迷ってるなら買った方が良いCFTMDVD


タイトルの通りです。 


タイトル以上の内容はありません。




今回はネタバレは一切なしです。




CFTM、間違いなく一見の価値があります。間違いなく手元に置いておくべき作品です。



でもミュージカルでしょ…?普段の推しの姿じゃないし……


的な感じでまよっているあなた!!!!!!!


アイドルが演じるミュージカルには、アイドルにしか出せない魅力が満載です。
そしてそれは、普段の彼らを知っているファンだからこそ感じられるものであると思います。


アイドルが何かを表現するとき、ファンはその作品にアイドル自身の姿を投影しがちです。

アイドルの歌うアイドルソングは、その最たる例であると思います。
アイドルの歌は、アイドルが歌うことで、曲中で描かれていることをより広く深く感じさせます。
MeseMoa.さんだと、最新曲のNew Sunshineなどは、まさにそんな曲だと思います。


そしてこのミュージカルCFTMも、そういった楽しみ方もすることができる作品でありました。
この人がこんな台詞を言う、こんな歌を歌う、この人とこの人がこんなやりとりをする。

作中の全てが、物語の中のそれとはまた別のところで、いろいろなことを感じられる要素になっています。今回の作品は当て書きということもあり、特にそうだったのかもしれません。

MeseMoa.さんは、誰か脚本かがいるのでは?と思ってしまうくらい、現実がドラマチックでエモい物語でできています。その現実の物語をこのミュージカルの世界に重ね合わせずにはいられないのです。


あおいさんが海月を、
しろふくさんが朔夜を、
ぷんちゃんが月詠を、
のざきさんが賢者を、
にばんさんが静を、
とみたけさんが嵐を、
ふぉーげるさんが弓弦を、
のっくそさんが晴を、
にーちゃんさんが豊を、
ぜあらる。さんが博士を、

演じられたことには意味があって、このミュージカルの台詞や歌のひとつひとつが、過去のMeseMoa.さんのどこかと繋がっていて、未来のどこかに繋がっていくのではないか。そんなふうに考えてしまいます。

もちろん、こんな考え方は作品そのものにとっては邪道な見方で、余計な勘ぐりでしかないのですが、
アイドルの演じるミュージカルを、ファンである私たちが見るときにだけできる唯一無二の楽しみ方でもあるのかな、と自分勝手に思っています。



というか冒頭5分で5000円余裕で元取れるのでとりあえず迷ってるなら買った方が良いです。