感想の掃き溜め

140字に収まらなかった主観

「私のアイドル」

今週のお題 「私のアイドル」

 

 

思いっきり出遅れてます。

が、書かずにはいられないお題なのでひとまず書いてみます。

 

わたしはアイドルが好きです。

現在はMeseMoa.という男性アイドルグループを最も推しています。推しメンはメンバーカラー薄ピンクのとみたけさんです。

 

www.mesemoa.com

 

 

 

長年アイドルが好きで、それ以外は特筆することのないタイプの人間なので、趣味は?と聞かれたらどんな状況でも大体、アイドルのライブに行くこと、と答えます。

 

すると、よく言われるのが、「どうしてそんなに好きなの?」という言葉です。

アイドルが好きな人に囲まれているとつい忘れがちなのですが、まったく同じセットリストの公演を見るために何度もはるばる県外まで出かけるほどのバイタリティーがどこから出てくるのか、やっぱり少し不思議なようです。

 

そう聞かれるたび、どうして推しがこんなにも好きなのか説明しようとするのですが、これが本当に難しいのです。

 

わたしの推しは、歌に魂がこもっていて、ダンスをするときには指先まで華があって、話すときの語尾がやわらかくて、ブログの文章が丁寧で、インスタにあげる写真は楽しさにあふれていて、仲間思いで、心のきれいな人です。

 

こうやって、好きなところを言葉にしだすと、とまらないくらいどんどん出てきます。ですが、どうしてこの人でなくてはだめなのか、この人たちでなくてはだめなのか。それを他の人に納得してもらえるような言葉で説明することはできません。

 

どのオタクにとっても、推しは唯一無二です。

わたしにとっての唯一無二を、おなかの底から爆発しそうな好きを、伝わるような言葉で説明することはもしかしたらできないのかもしれない、と思います。

 

ですが、言葉にできないこの好きを肌で体感できる空間があります。

それは、推したちのライブ会場です。

 

ライブが始まると、会場中のファンはみんな自分の推しの色に光るサイリウムを振りやリズムに合わせて振り、曲に合わせてコールをします。

視界に映るサイリウムがきれいにそろって揺れるのを見たとき。

曲中の掛け声が会場中に響くとき。

あの中にいるときの、何とも言えない幸福感、楽しさ。つい隣の知らない人に楽しいですねと声をかけたくなるような一体感。

 

もちろん人が集まれば、合う人もいれば合わない人もいるし、多かれ少なかれ軋轢が生まれてしまうこともあります。同じアイドルが好きな者どうしでも、それは変わりません。

ですが、あの空間にいるときはきっとたぶん、みんな同じような気持でいるんじゃないかなと思います。

「そうだよね、みんなめせもあ。さん好きだよね!!!」

と、好きな気持ちが爆発するみたいに襲ってきて、ステージのアイドルのきらきらがそれをまた増幅させて。いつでも最高に好きなアイドルが、ライブが終わったあとにはもっともっと好きになっています。

 

あの空間に満ちているものこそ、わたしの唯一無二を表しているのだと思います。

 

 

 

好きが爆発する空間はこちら↓


【MeseMoa. - 着陸!月面ZENBU】MeseMoa.カウントダウンコンサート2017より